離婚協議のために実家に来た際に夫が子供をつれて出て行ったが離婚調停により、親権を主張していた夫に対して調停委員の説得で親権を諦め、依頼者が親権を取得した事例

●30代女性 ●子供:1人 ●専業主婦

離婚相談の契機

依頼者は離婚を決意して子供と一緒に家を出て実家に帰っていたのですが、夫が離婚協議のために実家に来た際に依頼者の隙をみて子供をつれて出て行きました。

業務内容/結果

子供は2歳で夫に養育を任せることは出来ないということで、ご相談をお受けしてからすぐに家庭裁判所に離婚調停を申立てて、同時に子の引渡し審判とこれに付随する仮処分を申し立てました。
裁判所は、子供の年齢や夫と妻のそれぞれの環境などを考慮して、仮の監護権者を母と認めて子の引渡しの仮処分を命じました。
その後の離婚調停においても当初は親権を主張していた夫に対して調停委員の説得で親権を諦めて、依頼者が親権を取得することで離婚調整が無事成立しました。