離婚交渉・公正証書作成の事例
依頼内容
- 50代夫婦(依頼者:夫)
- 5年別居
- 子供なし
- 離婚したい
- 浮気も暴力もしていない
- 妻から提示された条件は、年金分割請求と慰謝料300万円であるが応じられない
弁護士からの助言内容
- 年金分割は請求されれば、0.5の按分割合となるため争うことができない。ただ、任意交渉にて按分割合を低くできる可能性はある
- 慰謝料は浮気もなくその他暴力行為等もないことからすれば、離婚に伴う慰謝料を支払うことについて争う余地がある。ただ、早期解決を希望するのであれば一定の金員を解決金として支払うことも考えられる
- 今後は、まず当方の意向を示した上で離婚条件に関する交渉を行う。折り合いがつかなければ調停となり、調停でも合意に至らない場合には訴訟となる。
- 本件では、別居期間が5年を超えていること、夫側に浮気や暴力などの婚姻の破綻原因がないことを鑑みて、裁判でも離婚請求が認められる可能性がある
弊所が行った業務
- 受任通知書(弁護士が依頼を受けたこと、希望する離婚条件、今後の連絡窓口は弁護士であること等を記載した書面)を妻に送付
- 妻からメールで返事があり、離婚条件の交渉開始
- 交渉を重ね、結果的に夫が妻に解決金100万円を支払うこと、年金分割の按分割合を0.33とすることで合意
- 妻側の希望により、協議書を公正証書で作成することになり、弊所にて公証役場の連絡窓口業務、公正証書の出頭代理を行った
事例担当者:
弁護士法人フロンティア法律事務所二子玉川 弁護士。
相続に関する問題をを中心に、顧問弁護士として企業をお守りする役割としても活躍。
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